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2006年6月28日 (水)

Cマウントデジ

 Cマウントレンズ・・・ビデオ用の交換レンズであるので、デジカメのCCDにもそれなりの画角適応性を持っている、大体5ミリ~100ミリ位のラインナップがある。1/2インチCCD用、1/3インチCCD用、フランジバックの短いCSマウント、色々あるが1/2インチ用のCマウントレンズがデジカメ用には丁度いいか。大昔、デジカメ黎明期にNECからCマウントの光学一眼レフが発売されていたが、今回はその液晶ビュー版。

 毎度おなじみメカシャッターのないCMOSデジカメを母体に。まずはレンズ部をむしり取り撮像素子を露わにして、そこにCマウントの中間リングを無限遠が出る位置に(紙を挟んで)調整して、エポキシでびしっと固めて。で、完成、コツさえ掴めば2時間程度の工作。

 CMOSの電子シャッターなので、スキャンが遅く、撮影時はしっかり固定していないと画面が歪んだり、そこそこ素早く動く被写体が歪んだり、といった欠点はあるが、レンズの解像度から心配される(一応VGA程度のレンズのはず・・・)ボケボケもなく、300万画素画像を液晶モニタ等倍で観察してもまずまずの画質。

 ピントも1.5インチ液晶モニタであるが、思ったより判別がつくし、いざとなればデジタルズームで拡大させるという手も使えるので広角側でも、なんとかピント合わせ可能。もっとも広角の場合は被写界深度を使った方が写真的にも良いが。

Ccd レンズをはぎとり、Cマウントの中間リングを付けた状態

Photo_17 シュナイダー、シンタゴンという渋いCマウントレンズ

10ミリF1.8

Pict0005 シンタゴンにて絞り開放で撮影

花の中央部のピント合ってる部分はシャープ

Pict0055 このデジカメの固有の癖と思われるが、オートホワイトバランスがかなりアホで屋外以外では使えないと言い切ってしまえるレベル。

マニュアルでも選択肢が少ないためダメダメ。

モデルは千葉の歌姫、千原愛理(あいり)嬢

Pict0042 フジノン12.5ー70ミリF1.2にて

歩行者天国を堂々と走り抜けるバイク

どこのお店のバイクか、しっかり読みとれる解像度

Pict0010 スキャン速度が遅いため、微妙に手が震えると、このように画面がクネクネ~

Photo_22 コズミナー50ミリF1.4という「望遠」レンズで撮影この明るさでも解像度はしっかり、VGA用の設計とは思えない。

レンズは良いとして、とにかくカメラのWBがアホでせっかくのスタジオ撮影が、セピアな雰囲気に・・・

モデルは真田幸奈ちゃん(8/2でハ・タ・チ!)

2006年6月26日 (月)

オシロスコープデジカメ

これは実用というか実務な工作で、いわゆるオシロポラロイドカメラのデジタル版。今では自作する人も増えて珍しくはないようだけど、VGAのDS-7の頃からオシロデジカメの製作にいそしんできた身としては、会社からもっと報奨金が欲しかったなぁと思ったり。改善提案制度に応募したときは賞金はわずか千円。のちのち化けて月に10万円以上の出費(うちの部署は月に1000枚くらいオシロ用にポラフィルム消費してたっす)を削減、ゴミも削減(ピールアパート式でゴミが出る出る)、パソコンへの取り込み時間の削減、と綺羅星の功績だったのですが・・・

工作は、簡単な木工レベルで、あとはデジカメにコンバーターアダプターが付くタイプ、もしくはレンズが伸縮しなくて直にコンバーター他がとりつくタイプを選ぶ事。

今回は5号機(4号機のオシロフード部がゴミ扱いされて捨てられてしまった!)は謎の外人さんから買ったパワーショットA60。バヨネット式のアダプターが付くのとフリーアングルモニターが使い良さそうだったので。

バヨネットアダプターは前にテレコンジャンク買った時についてたものを使用。フード材料はバルサ板で厚さ5ミリ、これより薄くても良いが塗装しないと遮光できないのでかえって面倒。接着剤は最近お気に入りのシリコン系。

まずオシロの窓にあわせて四角柱を作ります。これは寸法そこそこ適当で、作ってから、大きすぎたらテープとか内側にはって寸法をあわせたり、狭すぎたらカッターでサクサク削ればOK。でその四角柱の内側にはまりこむ四角柱をつくってこれはあとで前後調整したのち固定。その四角柱の底に穴の開いたふたをしてそれがデジカメにつながる事に。今回は諸事情あって微妙なフードを中間にいれております。この辺は実際にオシロにはめ込んで画面全体が取り込めるようにxy調整します。

ざっとそんな感じで2~3時間で出来てしまうのでした。

材料費役千円。デジカメは・・・昔は高かったけど最近はこの用途に使えるタイプなら中古で5千円位から。ここで使ったパワーショットは8千円で確保。

オシロデジカメが10万円、フィルム代が一枚約130円なのを考えると圧倒的でございます。

Osiroe2 完成品 デジカメと分離したサイドビュー

Osiro1 内部構造 これと上の写真で大体作り方は分かると思われます

単純です

Osoro3 こんな風に使います

Img_0042 こんな風に撮れます

(ネガにしてモノクロにしてます=印刷するとき安上がり)

2006年6月24日 (土)

グリップ付E6

三洋ののっぺらぼうデジカメ(そーいえば、ここのデジタルカメラは堂々とデジカメと呼べるんやね)XactiのE6、レンズが飛び出さないだけでなくボディデザインものっぺらぼう。おかげで一寸持ちにくく買って二日目でポロッと落としてしまって、こりゃいかんとグリップになるようなゴム皮を表面に両面テープで貼り付けて。裏面にはモニタの脇に親指の引っかかる出っ張りを貼り付けて、片手で十分基本操作出来るようになりました。タッチフォーカスという微妙な機能も慣れるとシャッター押す時の手ブレ防止に一役買ってくれるし。実際海外ではフロントパネルでグリップ部をつけたE60なんてモデルも在るし、今回の改造(というレベルではないが)の方向性は正しかったものよのぉと自画自賛。

Photo_14 ちょっとでかいけどべろんと合成革を貼りました

6 わかりにくいけどズームレバーの左側、

液晶の黒枠の所に親指置き場

Photo_15 作例

高感度がトレンドになる前のモデルだがISO200でも実用レベル

Photo_16 作例

細かい構造とかもしっかり写ります

2006年6月23日 (金)

Fマウントコンデジ(縮小光学系付)

メカニカルシャッターのいらないプログレッシブスキャンCCDのコンデジは本来のレンズをひっぺがして、マウントを取り付ければ一眼レフもどきに簡単に改造できる。が、CCDサイズが小さいので換算焦点距離が伸びてしまうのが難点で、1/2インチのCCDだと35ミリフォーマット換算で約5倍。今回はこれを多少でも治すべく縮小光学系をマウント後部に装着してみた。

縮小光学系といっても簡単には凸レンズで、収差を考慮してその辺のコンパクトカメラのジャンクレンズの一部で適当なもの(焦点距離=20ミリ位)を探し出してきて使用。

コンデジは、初期に動画デジカメとしてブイブイ言わせた、三洋のマルチーズMZ-1。レ電源onしてレンズを繰り出した状態でミニターで鏡筒を削りとり、中身のレンズはあれこれと引っこ抜き、利用。レンズリアキャップに縮小光学系を取り付け、一眼レフ用レンズもとりつけキャップがカメラボディにのっかる位置で無限遠が出るように縮小光学系のZ調をして、あとは接着剤で固定して完成。これでなんとか35ミリフォーマット換算で3倍まで長焦点距離化を抑えたものとなった。それでも12ミリの超広角レンズでも36ミリ相当になってしまうのだが・・・

Photo_9 レンズを除去したマルチーズとリアキャップ+縮小光学系

Photo_10 完成形

F 28~300ミリを取り付けた状態

35ミリ換算で84~900ミリ!!

Photo_12

作例

Photo_13 マキノン28-80ミリF3.5にて撮影

2006年6月22日 (木)

ビッグミニリバース

コンパクトカメラのレンズをリバースして、一眼レフに使うと良いマクロレンズになったりするが、普通の撮影距離だと周辺が非点収差とかでてヘロヘロになってしまう・・・が、デジ一なら周辺は使わないだろうと言うことで、作ってみたのがこのレンズ。作るというレベルではなく、ビックミニ4代目=35ミリF2.8のレンズユニットをジャンクから摘出、コレまたジャンクのズーム鏡筒に取り付けてカメラのボディキャップに大穴あけてとりつけて無限遠が出る位置で接着。

で、結果はやっぱり撮影距離1mを越えるとダメダメ、という程でないけど周辺が荒れてくるのがゲロわかりで、ちょっと平面ものの撮影には使用不可。やっぱり花の近接撮影とかにベストなレンズとなってしまいました。

Dscn0508

Dsc_2712_1 周辺とは言えない位置からすでに文字がだぶって見えるのが分かります。

Dsc_2719_1

これならばOK・・・撮影距離50センチ程度

Dsc_2724_1

撮影距離1m以内なら許容範囲かなぁという感じ

2006年6月21日 (水)

Fマウントイエナテッサー

カールツァイスイエナ(旧東独)製のテッサー、エギザクタマウントをジャンクで3000円位でゲットしたものを、リアに緩い凹レンズ一枚加えて、バックフォーカスを伸ばしてFマウントに仕上げました。マウントは自作にはおなじみのプラ製ボディキャップ。これに穴あけて、テッサーはめ込んで、あれこれ試行錯誤して適当な凹レンズ探し出して、凹レンズをマウントに接着してレンズ全体を前後して無限遠だして完成。難易度並の改造でおます。

Photo_3 無駄に口径がでかいけど、そこは自作のままならなさ。ともかく

光学的にはこれだけの改造の代物。

Photo_4 デジタルでよみがえるイエナ!

大昔のレンズでARコーティングされていないので、特にデジ一では心配だったけどそれほどでもなく実用範囲。Photo_7

ボケ味もそこそこ

Photo_8

APSーCサイズ画面とはいえ、周辺画質も立派な物

Kマウントforフォーサーズ

フォーサーズ一眼のE-300を購入した時に速攻買ったのがF-FSマウントアダプターで、殆どFマウントレンズ(殆どサードパーティ)ばかり付けて遊んでおりました。が、我が家のレンズ沼にはKやM42等も多数眠っており、これをデジタルにも生かしたいなぁと思いつつもあのちんけなマウントアダプターに又1.5万円も出すのはちょと躊躇してしまうのでした。

そんなある日、中古店パトロールしているとFSの14-45ミリズームが7980円とそこそこのお値段でおいてあるのを発見。これに前に1000円で確保したKの中間リングを組み合わせれば・・・と胸算用できて即購入。即分解(レンズ部は現在別途改造中)、マウント摘出。これに、やはり雄マウントを去勢したKの中間リング(+5mm位)をあてがってみると穴径的には適切な感じ。余計に削ったり中央位置だしに苦労したりという事はしなくて済みそう。

フランジバックは当然あわせなければ成らず(しかも厳密に)、広角系ズームを用意し、少し削っては仮組立してファインダーで無限遠確認して、また削って、また確認して・・・と地味な作業を一週間位続けて。最後はエポキシ接着剤で固定して完成!市価の半値ほどなので、つらい地味な作業も全然OKなのでした。

Photo_2

で、やっぱり特徴的なレンズでお試し、ということでコシナの55ミリF1.2で試写。独特のボケの感じがデジタルでも再現できてなかなかご満悦な結果。めでたしめでたし。

P1291533_1

モデルはアキバホコテンで活躍(?)中の香月桃花嬢。絞り開放にて撮影。

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