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2006年7月31日 (月)

L410電源強化

エプソンのL410というレアなデジカメがありまして、国内ではタカタさんでプリンターとセット販売のみが行われたという機種ですが、その後アウトレットでソフマップにてそこそこ流通しておりましたのを昨年12月に大阪にて11800円で確保しました。1/2.5インチCCD400万画素3倍光学ズーム、と普通なスペックなのですが、実はOEM元が京セラらしくRtune画像処理回路が搭載らしい。その証拠に3年位前のモデルでありながらISO200での画質がノープロブレム、400も2L程度なら許容範囲、そして連写はメディア次第で無限枚数で秒3コマ程度。

ところがこやつ、買ってアルカリ電池の新品を入れるといきなり・・・連写不可。単写でも電池インジケーターが半分になってるし・・・電池食いなのもRtuneらしいといえばらしいのだけど、こりゃ困った。2000mA程度のニッケル水素電池でも連写は不可(途中でダウンして一枚目しか記録してない)、単写でも騙し騙し使って100枚程度。これは実用にならん・・・とサジを投げかけたのですが、ふとバッテリーの電極のバネを強くしたらどうだろうと思い立ってグビグビっと立ててみると・・・5枚くらいの連写が可能に。これは、と思い更に思い切って電池蓋側の電極を銅の板(柔らかいので接触面積が増える)に交換したら、さぁ大変。連写が飽きるほど出来るように。2000mAの電池で連写も含めながらあれこれと撮影していくと200枚突破、その後連写は出来なくなるものの、単写は問題なく続投で更に+150枚。電池との接触を改善しただけで3.5倍撮影可能に!

これの手法は使える、あのマルチーズ君にも適用しようか、と企む今日この頃であります。

L410 L410のお顔、まぁ普通のデジカメ

ただ表面がプラだけど妙に手に吸い付くのでグリップ感は良好

Photo_63 電池ブタの電極の改造部これだけで3.5倍の撮影枚数であるのだから

不思議なものである

Photo_64 作例 祇園祭 結構白飛びを我慢してくれている

Photo_65 作例 石崎ジュンちゃん DVD「ソフトクリーム」発売中

Photo_66 作例 京本有加ちゃん ISO200であ~る

2006年7月29日 (土)

魚眼君(FIT製)

自分で製作、改造したわけではないが、なかなかの優れものレンズなのでご紹介。いわゆる魚眼アダプターでまぁ基本はドアスコープと大差なし。ただし、8000円前後とちょと高価であり、話を聞くと光学ガラスを使用し、コーティングも施してある本格派。

しかも三脚ネジ穴を利用してベースがとりつけられそれに磁力でとりつくという至れり尽くせり。市場ではなかなか見かけない逸品(筆者はレンズ設計フェアとかいう産業展示会にて購入)ではあるが、お試しを勧めたいブツである。

Fit オプティオW10にとりつけた状態

ところでこれに限らず、屈曲光学系、レンズが伸縮しない光学系にこそ

コンバージョンレンズは最適であるはずと思うのだが公式に適応機種がないのはなぜだろう?

Photo_61 作例 周辺がさすがにゆるいがまぁ許容範囲ほぼ180度を写しているので手とかの写り込みには要注意

Photo_62 作例 接写系はなかなかいい描写。狭い居酒屋とかで宴会の時のスナップに使うとウケるかも。

2006年7月25日 (火)

イスコ ゴッチンゲン

ドイツはイスコブランドのゴッチンゲン製(?)レンズ50ミリF2.8をジャンクで入手して、ニコン用としてはバックフォーカスが短いのでワンパターンな改造だが凹レンズを一枚、フロントに追加して改造、あとは無限遠を調整してボディキャップに固定するだけ。

もともとコーティングもないのでフレアっぽいのと、最短撮影機よりが1mなのが痛い所だが、まぁまぁ実用的な写りになった。ただし後ろボケはかなり二線ボケで苦しい。

Photo_57 いかにも標準レンズという雰囲気

Photo_58 作例 まずまずの雰囲気

Photo_59 作例 とにかく白みます

そして後ろぼけはちょと苦しい

Photo_60 作例 前ボケはそこそこほわわんと

2006年7月23日 (日)

4ミリワイドデジカメ・・・けられ付

毎度おなじみのメカシャッターレスコンパクトデジタルカメラの改造。今回は昔C、CSマウント規格について無知だった頃に買って持て余していた、焦点距離4ミリF1.2、1/3インチCCD対応、CSマウントレンズを取り付けてみました。

母体はAVOXとかいうブランドの台湾ものCMOS300万画素薄型デジカメ、最近はB旧品ながら新品があきばおーで4千円程度で買えたりする。薄型ゆえ撮像素子の位置がボディ前面に近く、改造には適している。またデジタルズームもし易く、ピントあわせにも有利。

で、解像度なんてのは十分だし、明るいレンズなのでCMOSデジカメのスキャン速度おそい歪みなんてのもでにくい。が、1/3インチ対応レンズなのはいかんともし難く、四隅がけられてしまっている。が、なんとか実用範囲か、いやならトリミングすればいいのだし、それよりもカメラの味と考えた方が楽しいような気がする。

Cs バックフォーカス調整はバルサ板厚で行った。うまいぐあいにバルサにネジ溝が切れたのでレンズ交換可能、ただし重いレンズをつけるとバルサが崩れるであろう・・・

Avox 作例 モニタ観察時には四隅が蹴られていたのだが実際は少し左にレンズがずれたような結果に。視野率100%でない液晶モニタの悲しさ

Photo_56 作例 液晶モニタを撮影した画像の中心部を切り取り、ノートリミング。

パソコン上で1:1で観察しても大きな破綻はみられない。

F1.2で300万画素対応のレンズって・・・

2006年7月20日 (木)

フジノンレンズをフォーサーズに

微妙に闇に隠れているが世界初のストロボ付き一眼レフはフジのSTFというカメラであります。ただしレンズ交換不可、独特なビハインドレンズシャッター、メチャ写りのいい40ミリF2.8レンズ。これのジャンクからレンズを取り出して一眼レフ交換レンズに・・・と企んだのですが、バックフォーカスが短くてミラーにぶつかり一度は挫折、ならば凹レンズを一枚加えてみたものの、写りが不満で二度目の挫折、ならばとバックフォーカスが短くても大丈夫なE-300用=フォーサーズ用にして三度目の正直!

ということで工作は至って簡単で、ニコンのボディキャップ(フォーサーズ用が売ってないので・・・サービスセンター行けばあるのだろうか?)、とコンパクトカメラのズーム鏡筒であとは無限遠を出してくっつけて完成!

ズームレンズのヘリコイドな為繰り出し量が多く最短WDが10センチ位のスーパーマクロになりました。

全体的な描写も良好、この考え方を応用していけば普通の一眼レフには使えない名玉のあれやこれもフォーサーズ用レンズとして復活できるかも・・・とあれこれ妄想してみたり。

Photo_51 ちゃんとレンズの銘も移植してあります

Photo_52 横からレンズを見る(上がカメラ方向)

この内部へのはみ出しが一眼レフレンズには大敵

Photo_53 作例

Photo_54

作例

Photo_55 あたたたたたた・・・・

2006年7月14日 (金)

HiFレンズ

昔買ったタムロンの24-70ミリという広角よりのズームの黎明期のレンズの写りがいまいち気に入らなかったので、つい改造、絞り機構を取り去り、ピンホールな固定絞りを替わりに置いてF値32-45という暗いレンズに。これで何が面白いかというと超パンフォーカスとなることでめちゃめちゃマクロ撮影しても背景もよく写る、みたいな、ストロボ使ってもマクロ撮影でもピントとか気にする必要がない(gokoのマクロマックスの原理ですな)。

実際レンズ手前から遠景までぴしっとした(全体的には回折でちょとまったりめではなるが)ピントの画が得られる。

Photo_46 見た目は全然普通

Photo_47 レンズ中央の小さい穴が固定絞り、穴は執念で小さく丸くバリないようにあける。そして執念でレンズ中央に貼る

Photo_48 作例 ワーキングディスタンス0での撮影

手前から道路の向こうまでちゃんと写ってる

Photo_49 作例 割と普通目の撮影

でもとにかく手前から背景まできちんと写ってる

Photo_50 作例 これまた0マクロ気味に

14-45ミリ改

フォーサーズはフランジバックも短く画面サイズも小さいのでマウントアダプターの宝庫だ(画角はみんな小さくなってしまうけど)。が、アダプターが大体15000円もするのは暴利だ!と14-45の中古と中間リングでK→FSアダプターを作ったという記事がどっかこの下の方にあるのだが、レンズは分解されずにペンディングされていた。なんかどうにか活用できそうな気がしたから。で、色々試行錯誤していくうちに、丁度いい凹レンズを一枚リアにかますと、ギリギリ35ミリのイメージサークルを微妙になんとかクリアして、18ー60ミリでバックフォーカスも問題ないレンズになることが判明し、改造へ。

レンズは接着剤でとりつけて簡単にクリアー。絞りは電動式なので諦めて開放オンリー。フォーカスが、これまた電動式なのだがこちらは諦める訳にはいかないので全群繰り出しの鏡筒を紙で製作して。

超広角なので繰り出し式のフォーカスはなかなか難しく、ズーミングもコツがいるし、と厄介ではあるが、改造レンズとしては収差はそこそこ抑えられているようで、十分実用。18ミリという広角端でも歪曲もまぁ問題ないレベルなのは作った本人が驚いているが。18-60みりというとデジイチの標準ズームの領域だが、実は35ミリフォーマットでも使える画質が得られる訳で、互換レンズをメーカーさん作って欲しいなぁと思ったりもする。

Photo_41 ちょっと大きいが35ミリフォーマットをカバーして18ー60のレンジなら誰も文句は言うまい!

Photo_42 光学的改造のツボ、リア凹レンズ。いかにレンズをストックして試行錯誤ができるかが成功の鍵。

日々ジャンクに手を伸ばすべし!

Photo_43 作例 モデルユニット ROUTE405

後ろに光源があったって!

Photo_44 作例 ワイド端の歪曲だってこの程度

Photo_45 テレ端の作例

2006年7月11日 (火)

IXでデジタル

池袋のビックの中古売り場で、懐かしいIXニッコールレンズを発見したAPS仕様の微妙なレンズだ。が、意外とこの連中は使える。30-60は35ミリ用に改造(リアの余分な部品を除去しまくる)すると、35ミリの画面でも非常にシャープな写りとパンケーキなスタイルがお茶目な名レンズとなり、24-70は、広角時に周辺が甘くなるが、まぁ使えるレンズになる。20-60だけは、フランジバックだけでなくバックフォーカスも短すぎて光学的改造が必要で現在保留中。そして今回出会ったのは最後の一本、60-180(4.5-5.6)ミリと言う望遠系である。これをデジイチに使用すると90-270ミリという望遠レンズになりズーム範囲は狭いものの昨今のデジタル専用望遠、例えばシグマの55-200(4-5.6)ミリレンズよりも90g以上軽いというありがたいレンズである。そして価格は55-200が中古市場で1万円前後なのに対し、棚に置かれたこやつは3150円ー10%ポイントというベリーに破格値。こりゃ買うっきゃないと即座にゲット!
で、IXニッコールに特有のリアの余計なフレアカッター兼誤取り付け防止用と思われる出っ張り部品を削除し、35ミリカメラ、デジイチに取り付けられるようにする。が、微妙に広角側で、リアのレンズがちょっと顔を出してしまっている。実際シャッターを切るとミラーがぶつかりやがる。ので、ズーム広角側を少し抑え、70ミリぐらいで止まるようなストッパー(バルサ材をエポキシ接着剤で)を取り付けてなんとかかんとか。
ピントはシャープ、異常に軽い(220gーちぎった部品、なので標準ズームより軽い)ボディ、レンズが小さいのでフォーカス動作もキビキビ、実は35ミリ銀塩でも使える余裕のイメージサークル。実は、なかなかの優れものだったりする。特に旅用には最適な望遠よのぉ、とお買い得な買い物に一喜する左脳右脳であった。

Photo_36 今回の改造のツボ(と偉そうに言うほどでもないが)

ストッパー君(実際は接着後黒く塗った)。無くても良いが、ついうっかりミラーとレンズがぶつかるという恐怖をこれで防げる

Photo_37 とにかく小さい、多分ニッコールの28-100ミリと同等の大きさ軽さではないだろうか?

これで35ミリ換算270ミリでF5.6なのだからデジイチはやはり望遠側はおいしい

Photo_38 作例

アキバホコテンでは珍しい兄ちゃんバンド

Ix 作例

歴史を感じさせるあきハバラデパート

Photo_39 作例

本木美沙ちゃん、実はゴーシュらしい。初主演映画「心の時計」DVD好評発売中。

2006年7月 8日 (土)

auto110デジイチ

「一眼レフのペンタックス」が、その名をかけて開発した110フォーマットのレンズ交換式110カメラ、auto110。のレンズを現代によみがえらせるべく、毎度おなじみのCMOSデジカメの改造。カメラのレンズをはずしてしまえば、110レンズは一眼用なのでそれなりのフランジバックがあり、カメラボディにレンズケースからむしりとったマウントをとりつければそこそこ無限遠は出てくれる。

焦点距離が18~70ミリのラインナップなのでほぼ望遠な世界になってしまうのが難点だが、本家と比べても遜色無いコンパクトさはおしゃれだなぁと気に入っている。

是非ともペンタックスには110レンズ共用フォーマットでのフォーサーズ超コンパクト一眼デジを開発して欲しいものである。

Photo_33 70ミリ装着状態

Image10_1 本家と並べて、サイズ的には問題なし!

Photo_34 50ミリでの作例、文句はあるまい

Photo_35 24みりで志保ちゃんによる作例、暗所もまぁまぁ

24_1 同上、モデルは真田幸奈ちゃん

auto110

2006年7月 5日 (水)

プチデジスコ

  viksenの掌サイズの単眼鏡seek4×13(4倍、対物系13ミリ)というのを何年か前のキムラフェアでお安く(多分半値以下)で手に入れまして、コンデジ用のデジスコスコープに仕立てました・・・といっても接眼部を少し削ってカメラのレンズ鏡筒にフィットするようにしただけですが。スコープもデジカメも小さいのでそのまま押しつけるだけの簡単システム。

それでも焦点距離はぐっと伸びるので、コンデジにはやはり手ブレ補正式のものがベストな所でして、作例でもLMIXを使っております。

Photo_26

接眼部の下側は元々は上に出っ張っていたのをレンズ鏡筒がうまく当たるようにガリガリとけずって

Photo_27 装着状態(押し当てただけですが・・・)、両者軽量なのでそれで問題なし

Photo_28 デジスコでの作例、まあまあ許せる画質

Photo_30

通常のテレ側の作例

これだけの倍率差があれだけのコンパクトテレコンで得られるのは、かなり魅力

2006年7月 3日 (月)

望遠君

ハンズで売っていた天体望遠鏡対物レンズ(f=180ミリ、52ミリ径)を素直に利用した1群2枚望遠レンズ。一眼レフを確保した10年以上前からアイドルステージ撮影用に活躍してきた、プアレンズ・・・だが、枚数が少なく実質F3.5の明るさと中央部の鮮明さからポートレイト等では4つ切り引き延ばしにも耐える実力を持つ。

鏡筒は250mlの缶と350ml缶をうまく組み合わせて利用。写真のレンズは実は鏡筒は2代目でフードも内蔵し、内部も2段の枠をつけたりしガタを減らしている。

そしてデジタル一眼時代の現代、非点収差でボケが汚い周辺を切り捨てることが出来、かなり実用度が高まっている・・・かも。

Photo_23 玉は10年以上使い込んでいるので焼けはあるし(コーティングの代用になる?)、欠けもあったりするが性能はまだまだ

2 マウント部、お尻がきゅっとしてる350ml缶とマウントがジャストフィット

Photo_24 作例、真田幸奈ちゃん、バックの照明のボケもなかなか綺麗、これが35ミリフィルムだと非点で渦巻きボケになっている所

衣装は幸奈ママによるmade in 北海道!

Photo_25 相方の志保ちゃん、の方が若いけど、こっちがリーダー(名前激変ユニット:MIXsy)

2006年7月 1日 (土)

kiron28ミリ改

 最近押入の奥から発見されたレンズだが、いつ改造したのか記憶がない、テストした画像もないので多分家の改築の直前に改造して、そのまま荷物の山にまぎれてしまったのだろう、不憫な奴。そもそも購入してから日の目を見るまででさえ数年かかっているような・・・我が家には縁のないミノルタMDマウントのレンズではあったが28ミリでF2というスペックとキロンというメーカー名にひかれてサルベージ、多分3000円程度だったかと。ちなみにkironは写真レンズメーカーとしては消滅したが、現在メリスグリオというメーカーになり、大学や研究所で使う光学部品を扱っている。

 さて、MDマウントをFマウントに改造使用と言うことで、当然フランジバックを伸ばさないといけない。サードパーティメーカーのレンズなのでMDマウントさえ除去すれば簡単かと思いきやそれだけでは駄目なようで。フロントにメニスカス凹レンズを配置することで対応。それだけだと、凹レンズがきついので焦点距離500ミリ(+2度)のクローズアップレンズを置いた。それぞれ接着して固定。

 焦点距離26ミリF2未満のレンズとなったが、さすがに開放はきつい・・・デジ一専用か、やF4位に絞れば問題ないのだけど。作例はすべてD100で開放で撮影。それでも風景にはつらい雰囲気・・・フォーサーズ専用か?やはり明るいレンズは難しい。

Kiron2 絞りリングがマウントで抑えられていない構造だったので安易にMDマウントはずしてFマウントを接着剤で固定

フロント部はクローズアップレンズとジャンク箱から適当に試行錯誤して選び出した凹レンズ

44 D100に装着した所

フロントのレンズ枠はその辺にあった径の合うものを流用したので

文字を読みとっても何ら情報はなっしんぐ

Photo_18 前後がある遠景だと破綻はみられない・・・が

Photo_19 これだとかなりつらい雰囲気、ま素直に絞れば済むのだけど

Photo_20 これも左上の木がダメダメだけど、この雰囲気なら「レンズの味」

で逃げ切れるかも?

Photo_21 こういう被写体は得意かも、最短WDも20センチ位だし、

明るい広角マクロとして生きていくか???

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