« 2006年11月 | トップページ | 2007年1月 »

2006年12月25日 (月)

6×7用レンズ改

 大分前に、ペンタの6×7カメラ用の105ミリF2.4というもののC級中古を7000円弱で手に入れていまして、いつかバックフォーカスを短くして35ミリ一眼レフ用に改造しようと企んでおりました。中版一眼レフ用なのでフランジバックは十分にあるのでそのままでも使えるのだけど(実際ペンタではマウントアダプターがあったような記憶が)、それだけだとつまらない、凸レンズと組み合わせて、全長を短くして、かつ明るくするという光学的改造を。

 本来ならフロントにメニスカス凸レンズを配するのが収差的にはベストな改造なのだろうけど、+1のクローズアップレンズでもフランジバックが短く鳴りすぎてしまい断念、リアに入れる式に変更。これも幾つか付けては試写してを繰り返して、+2を付けることに決定。リアキャップにニコンの雄マウントのジャンクが丁度くっついたので無限遠がちゃんとでるように、これも、削って付けて撮って、の繰り返してでマウントを微妙に薄くしていき調整。

 できあがったのは90ミリF1.8ややソフト系レンズ。見た目は85ミリF1.4クラスなのだけど・・・まいっか!実写性能もいいし、OKOK!

Photo_146 フロントビウ、ゴン太だぜ

Photo_147 サイドビウ、横から見てもごっついぜ

Photo_149 作例 チッチャアイドル椿梨華

Photo_150 作例 がけっぷち受験生 倉持結香

Photo_152 作例 ダンレボSSS 新野七海

Photo_153 チャマ語アイドル、杏野はるなう゛ぁ~い

2006年12月20日 (水)

RolleI Tribute dt6

 台湾デジカメ第二段!
 台湾メーカー・・・というべきかは微妙だが、ブランドとしてはドイツのrolleiデジカメを台北にて購入。旅行前からインターネットで目をつけていた機種で、35ミリ換算で28~135ミリという焦点距離が魅力的なカメラでした・・・ってリコーのR1系列のレンズじゃん!写真で確認する限りかなり似てるし、この機種rollei tribute dt6のオリジナルと思われるDigiLife(台湾メーカー)のDC610のHPにはもろリコー製レンズと書かれていました。rolleiのドイツのHPには、もろR2やGXのOEM機種が掲載されてるし、京セラのOEMと思われる機種もあるし、まぁrolleiは実態はないメーカーと思う方がよろしいかと。
 そんなrolleiだけれどもブランド価値は高くDegiLifeの同形機よりも1000元(3600円)高い7990元、とネットで調べた時の価格ではなっておりました。パナブランドとライカブランド程の差ではないけど不条理。だから、本当はdegilife版が欲しかったのだけど、残念ながら発見できず。
 台北カメラ街のやや三光三越よりにある興福公司を外から伺っていた時、その店のおじいさん店員が中国語で話しかけてきました。普通なら恐れをなして逃げてしまう所ですが、何故かこの時は第六感が働いたのか、踏ん張って、
「Can you speak Japanese or English ?」
とかますと、むこうはメチャメチャ流暢な日本語で
「日本語で大丈夫です、何をお探しで」
と言われ、ついつい店の中に
そこにはdejilifeではなく、やはりrolleiの奴がいらっしゃいましたが、とりあえず見せてもらう事に。価格は・・・お!6800元、いきなり事前チェックのdegilifeの値段クリアしている!さすが、カメラ街!色々やりとりしているうちに、更に一気に5800元!もう、ノープロブレムで購入決定したのでした。

 フロントパネルはもうほぼリコーのR1そのまんま。レンズカバー電源スイッチ、サイズ瓜二つ。パッシブ測距素子がなくAF補助LEDがあることとそれらとストロボの位置が違う位か、あと光学ふぁいんだーもなし。裏面は大分ちがう独自の操作系だが、わかりにくいという事は無い、最近のデジカメそのまんま。
Photo_140

Photo_141

 CCDは1/2.5インチ600万画素、液晶は2.5インチ、電池はちょと小さくNP-40(ペンタのOptio―S系と共通)。1cmマクロもあり、録音機能もあり、まぁ基本的にはR1系の600万画素モデル、と言ってよいので?
 ちなみにこのレンズ搭載のデジカメはサムソンにもある、個人的にはオリンパスのFE-200のレンズもこれの進化バージョン(テレが140ミリまでのび、レンズカバー内臓にした)ではないかと疑っている。台湾メーカーデジカメではペンタ系レンズの使用が花盛りだし、コニミノの屈曲3倍レンズが国内各社で使われていた事も記憶に新しく、レンズデバイス商売というのは、日本メーカーは元気がいいらしい。

 我が家にはリコーのR1があり、それとあれこれ比較してみました。操作系はショートカットボタンがある分リコーが使いやすいが大差はない。
 起動の速さは、ローライの方が一呼吸遅れてレンズが繰り出される感じ。シャッター半オシでの測距もひと呼吸遅いが、AF精度はローライの方が良い様で、はずすことは少ない、というかリコーはレリーズ優先の設計だからか?どちらも、一長一短、暗い場所では補助光のあるローライの勝ち。レリーズは、ローライの方がちょとタイミングが遅いし、バッファが少ないのか日本のデジカメのようにシャッター半押しで撮影待機に復帰することもなく、待たされます。この点は是非改良して欲しい点。また、液晶画面がなぜかいまいち甘くて慣れないとピンボケ?と思わされてしまうのも不思議な点。これは再生画面拡大しても同様で、辛い。
 連写モードは3枚まで、画面はブラックアウトする、が、これはリコーも同様。
 露出補正は、リコーはアジャストボタンを押して補正モードに行かねばならないが、ローライはいきなり十字ボタンの左右を押せばいいのでこちらに軍配があがる。
 マクロ域はローライがマクロボタンを押すと無限遠に、もう一回押すとマクロになるというやや不便な仕様。マクロ自体は35ミリ位に焦点距離が固定されて、1cmまでと同じ、リコーはMFも可能。
 面白いのは感度で、リコーの方が表示より一段低い。撮影画像のヒストグラムで確認したが、ローライの50とリコーの100が同等の感度と思われる。この、デジカメの機種による感度の差異というのは結構微妙なようで、使いこなしには注意が必要。数字を信じるのではなく実際の画像のヒストグラムとかノイズとかシャッター速度を気にして使用状態を決めないといけないのだろう。この2機種では、他機種との感度比較をしてみると、ローライの方が正確であるような雰囲気。最高感度はローライが400、リコーは800まであるが、これは同等ということで引き分け、うそっぽい表記という意味ではリコーの判定負け(?) ただ、両者ともISO400(リコー表示では800)でも結構まともな画質で、実用的な高感度画質は得られていると思われる。
Photo_142

リコーR1 ISO800、F3.3、1/13s 

Photo_143

ローライdt6 ISO400、F3.3、1/12s

 電池の持ちは容量が小さい分ローライが不利なのは当然だがそれでも200枚は撮れる(ほぼストロボ発光なし、一週間位だらだら使って)ので特に問題はなし。それに他のデジカメのバッテリーをサブに出来るので、その点でも問題はなし。ただ、元々が大容量でかつ単三も使えるリコーの方が当然より便利である。

 画質はやや暗部でのエッジがモワモワしているかな、と思うが問題なし。400万画素と600万画素CCDで同じ感度の比較としては立派なものであろう。色味の癖としてわずかに青みがかるが、これもよほど色彩を気にしなければ問題はなし。
 シーンモードが大変ユニークで「スポーツ」や「景色」等の普通のものから「秋」「自然」(景色とどう違う?)「空」といったマニアックなものがある、が個人的にはシーンモード使わないので関係なし。フォトステッカというプリクラの背景みたいな機能もある。これはその手の写真撮影では使い道があるかもしれない。
 以上、多少の問題点はあるものの、広角ズームである点とまともな画質ということで、常用携帯カメラとして実力十分と思われる。値段的にも良い買い物であったかにゃぁ?

Photo_145 作例 橘あい(早着替えに燃えるアイドル)

Pic00133 作例 台北の市場

Pic00348 作例 大江戸線のエスカレーター

  

2006年12月 9日 (土)

BenQ黒武士

 先日、ちょと台北に遊びに行きまして、日本では売られていないデジタルカメラを確保していきました。日本ではDVDライターとかで有名なBenQさんのDC C540という奴。1/2.5インチ500万画素CCD、3倍ズームレンズ(SMCペンタックスの銘入り!)、単三日本駆動、高感度モードあり、2.5インチLCDとまずまずの普通スペックデジカメ。

 普通ではあるのだけど、「黒武士」というサブネームが気に入って日本でネットでチェックしていた機種。

 NOVAという電気店が集合したアキバのラジオセンターみたいなビルの一店舗にて6000元=21600円で購入。日本でこのスペックのデジカメならちょと高いかなあという気もしないでもないが、まぁ自分用の土産と思えば良いか、というレベル。

Photo_133

Photo_134

 電源スイッチは用心深いようで2秒ほど押し続けないと起動してくれないのがちょと不便。起動そのものは普通で問題のない速さ。

 ズーミングは早いがやや雑、ステップが荒い。

 各種ボタンは問題なし、液晶の見え具合も上々、情報表示も過不足無し。半押しでのフォーカス動作も速く迷わない。シャッターを切って、撮影画像がでるまでと、復帰するまでが多少もたつくのが難、連写モードもあるが三枚まででモニタはブラックアウトしてしまう。

 画質は並、ISO100でも実用になるが、暗部ノイズがやや多いので明るめに露出補正をした方が良い。またシャープネスが強く、標準でもかなりガビガビになり見苦しいのでソフトにするのは必須。

Photo_136 ISO100 シャープネス弱、画素数のみレタッチで少なくした

モデルは紫月ゆい嬢(レイヤーさん他)

Photo_137 500万画素の一部分を切り取った等倍サンプル

Photo_138 ISO100 シャープネス並の等倍切り取り、とにかくガビガビ

実用感度(2L印刷)としてはISO200までか?

Photo_139 マクロもそれなりに、画質はシャープさすがSMCペンタレンズ?

このクラスには珍しく絞り優先、シャッター速度優先、マニュアル撮影が行えるが、これはプログラムモードの時に消去ボタンを押すという隠しコマンド的手法による。面白いのがシャッター速度で、2段しかない絞りでどうつじつまをあわすのかと思ったら、感度を細かく変えて露出を合わせていた。

 ピクチャーモードでは、逆光や風景など一通りそろっているが、面白いのがshake freeで感度をあげるモードの割にはストロボがオートに固定されてしまう。これと別にHiISOポートレートモードもあり、こちらはとにかく高感度方向へのシフト・・・いまいち理解に苦しむ設定。

 あと、特筆すべきはバッテリーの持ちで、同梱されていたアルカリ(デュラセル)で一週間ほど使い、300枚以上撮影できた。これはかなり凄い。

 完成度で二歩位、画質で一歩位日本のデジタルカメラより遅れてるような雰囲気だが、実用には問題ないレベルになってきている、台湾のデジタルカメラ、であった。

« 2006年11月 | トップページ | 2007年1月 »