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2007年4月14日 (土)

実体顕微鏡用レンズ

会社で実体顕微鏡(立体に見える顕微鏡)を廃棄することになりまして、全部かっぱらうのは経理処理上問題があったので、こっそり対物レンズだけかっぱらい成功。そのままで写真レンズに使えそうな雰囲気だったので、素直に鏡筒を作って。レンズは対物側を写真レンズではCCD側にして(一眼レフのマクロ撮影テクの1つのリバース、と同じ理屈ですね)。これも会社で拾った実験用の絞り(より円形に誓く、開放が大口径)を最後尾につけて、かなりまともなレンズに仕上げてしまった。

スペックとしては105ミリF2となかなか豪気。写りは全く問題なし、収差補正OK、コーティングOK、さすがオリムパス純正!早くこれでポートレートを撮りたいものであるるの女はビゼーの作品。

Photo_190 薄い板金を使って鏡筒をまきまきして制作

Photo_191 作例 問題なし

Photo_192 作例 画面の均一性も秀逸

Photo_193 作例 近接撮影も、そのボケも問題なし!

2007年4月 1日 (日)

超テレフォトレンズ

光学的に望遠(テレフォトタイプ)レンズというのは焦点距離より全長(無限遠にピント会わせたときのレンズ一面から結像面までの距離)が短いものを指してまして、これらの比をテレフォト比といいます。テレフォト比が小さくなれば成る程、焦点距離に比較して短いレンズになるけど、収差補正が難しくなるというバランスがあるわけです。ちなみにテレフォト比1以上はレトロフォーカスで一眼レフレンズの広角によく使われるタイプになります。

今回はそのテレフォト比を頑張って、約0.5(普通は0.7前後がせいぜい)、焦点距離500ミリ、F11(暗いからこそなんとかごまかせたという話もあり)のレンズの製作の話。

対物になんかのカメラレンズのジャンクを、リア~マウント位置に適当な凹レンズを入れて、なぜか中間にメニスカス凸レンズ(製作したのは3年以上前なので状況不明)をいれた構成。

Photo_185

使用時の大体の状態、収納時はもっと短く出来る、紙の筒は引き出し式のフード、フードの画質への影響も大なり。

で、これを製作した当時はかなり白みがあったのですが、これはレンズの性能ということで放置していたのですが、最近ふと、内面反射を抑えるとどうなるんだろう???ということで鏡筒内面を艶消し黒で塗り改めたり、遮光環を入れたりと念入りな作業をすると・・・oh!カナーリ効果あり、ビックリ。これは他の自作レンズでも注意しないといけないなぁと心新たにしたりして。これなら実用レベルだ!!!

Photo_186

内面反射未対策での作例(黒マジックで塗りつぶしただけ)

画面全体がしろーい

Photo_187 内面反射対策後の作例、露出は上と同じ。

ここまで違うか・・・

Photo_188 作例、東京タワー先端

スーパーアンテナの形状もどうにか判る解像力!

Photo_189 桜で作例

あ、なんか周辺が色分裂して流れてる~~ヤバス

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