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2010年3月31日 (水)

FINEPIX F100fdよ、お前もか

分解したら、こいつもシフトレンズであることが判明。

てことはF100EXRも、か。

シフトレンズについては、やたら「偏芯で周辺の画像が劣化・・・」とさわぐカメラライターが多かったが、隠れシフトレンズ機について、この点を言及したライターはいなかったような。

明記しなきゃ分からない劣化をブーブー言ってたのかのぉ、ほっほっほ。

しかし、フジのコンパクトのフラッグシップタイプでもシフトレンズ搭載とは・・・どれだけ隠れシフトレンズ機が出回っていることか。カメラライター諸氏は画質で、どれがシフトレンズ機かを明確にして欲しいものよのぉ。

F100yo

2010年3月11日 (木)

だめぽな本

Photo やたら、ケチをつけるのもアレだとは思ったけど・・・普段からあれこれケチをつけまくり、「ピント」とか「シャッタースピード」とか、もう定着してしまった慣用表現にまでけちをつけるBB氏が、ボケかましまくっているので一寸突っ込んでみたくなってしまって。

複数のライターの共著という形の本だが、基本BB氏とKG氏と編集部(と思われる)の部分で間違いが多数見受けられる。

曰く「28ミリまでを広角、24ミリより画角の広いレンズを超広角と呼ぶ」

では、25~27ミリは何レンズ?なぜ不連続???

曰く「オモチャカメラなど安価なカメラを除けば、開放というのはレンズから絞りを取り外した状態である」

別項でF値一定レンズについて、開放絞り値を制御して一定にしているレンズがある、と本人が記述している。

また、開放絞りがないと画質的に難ありのレンズというのは多々あると思うのだが?

曰く「科学的に味といえるのは特定の球面収差によって得られる描写上の美点です」

特定の球面収差???多分言いたいのは「球面収差の形(理想レンズ上での半径位置による球面収差のグラフ)の違いによって、ややアウトフォーカス部分の描写が異なってくる」という事なんでしょうけどね。

もひとついうと、ボケの個性だけをレンズの「味」と定義してしまうのも如何な物か。超広角の周辺光量落ちなんかも「味」だと思うのだけれど・・・

曰く「特定の球面収差ですが、これを意図的に設計するのは困難です」

だとすると、同じ理屈で普通のレンズ(収差をなるべく0に近づける)の設計も無理なんですけど・・・今時レンズシミュレーションなんてノートパソコンでもちゃちゃっとできる時代なんですけど・・・

曰く「レンズを大きく繰り出すと、実質的な焦点距離は長くなり」

???全群繰り出し(レンズエレメント間の距離が変わらない)ならば焦点距離という光学特性は変化しないのですが。前群繰り出し方式なら長い方に変わるけれど、マクロレンズで前群繰り出し式は一寸記憶にないのですが。また繰り出しがあるレンズでもタムロンの90ミリマクロのように、収差を抑える為に(OPC)内部で複雑にレンズ間隔をいぢくって、実質マクロ域のレンズ構成は短焦点距離(フォーカスをマクロ域にして、無限遠が得られる第二主点の位置と焦点面の距離がみじかくなっている)ものもあるのですが?

曰く「望遠レンズの長さが足りないとき、焦点距離を補う補助レンズです」

これは編集の人のオバカですが、「レンズの長さが足りないとき」って何やねん(笑

曰く「明るさがF8のミラーレンズは、通常であればAFの測距ができません」

これは、半分本当、だけどミノルタのAFミラー系はアウトフォーカスの時のドーナツボケにAFセンサーが対応することが一番の課題だったはず。

曰く「レフレックスレンズは軽いだけに手ブレを起こしやすい」

同じスペックの屈折系よりは、重心がカメラに近い所にあってハンドリングは安定するので、角度ブレは小さく抑えられるのですが・・・個人的には500ミリF8のミラーレンズと400ミリF5.6の屈折系レンズが同等の手ブレ発生率と思われます。

とある図面なんすけどね、非球面の説明のパートの、光がレンズ第一面(曲面)を直進してるんですよ。あり得ない。これは学習研究社的にだめぽだろう。

曰く、「(メニスカス凸に対して)、曲率の緩い両凸レンズの方が球面収差が少ない・・・」

硝材によって、球面収差最小の形状は異なるのだけど?幾何光学の教科書にはほぼ必ず載ってますよ。

曰く「(ニコンのFマウントが50年続いてる事に対して)奇跡的です」

確かにその通りだけれど、ペンタックスのKマウントも今年で35周年なんすけど。

で、現状のデジ一について言うと、ボディにレンズ用モーターを内蔵していないカメラが増えてきたニコンに対し、とりあえず現状モーターレスのカメラのないペンタックスの方が偉いかと。

また、AFレンズでないと中級機でも露出計すら働かないニコンに対し、MFでもAレンズならボディで絞り制御すらできるペンタックス、そうでないレンズも絞り込みで露出計を働かすことのできるペンタックスの方がやっぱ偉いと思うのだが???

曰く「ペンタックスのリミテッドレンズや☆(スター)レンズってどれくらいすごいの?」

これは設問がバカ。答えようがないだろうに。

曰く「(中判などイメージサークルの大きいレンズをして)、APS-Cフォーマットで使用するわけですから、レンズ中心のもっとも解像力が高い部分だけを使うことになり、きわめて詳細な画像を得ることができるので・・・・」

中判、大判のフォーマットは、フィルムからの引き延ばし率が35ミリやAPS判より小さいから、解像力が、通常のデジタル専用レンズに対して良いか悪いかは一般論としては悪いはずであるし、個々によって違うと思われる。イメージサークルに余裕があるので、周辺光量や、周辺と中央での画質差が低い、というのが本当の利点であるはず。

デジタル中判カメラ用のレンズなら、また話は変わってくるだろうが・・・

曰く「~マイクロフォーサーズなのですが、やはりバックフォーカスが短いのでレンズも大幅にコンパクト化されています」

「大幅」にはコンパクト化してないと思うのだが???あとテレセントリック性の関係からかオリンパスの標準ズームは沈胴(鏡筒が伸縮するだけだが)式で使用時にはかなり全長がながくなるし。

曰く「(指紋とかがレンズに付いた時に)、キレイにふきとることはけっして簡単な作業ではありません・・・中略・・・メーカーや信頼できるショップに持参してクリーニングしてもらうのがよいでしょう」

といいつつ、レンズ表面のカビについては別項で

「前玉の表面にうっすら、という段階でしたら、ていねいに拭きとり、朝方とか夕方の穏やかな陽光をレンズに浴びさせてやることでほぼ解決できるのですが・・・」

指紋よりカビの方が拭き取りの難易度は相当上だと思うのは自分だけでしょうか?

また陽光をあてるという事後処理の意味が理解できません。

・・・・・・・・

昔だったら、この手の本は実際に検証した結果を載せるのが学習研究社のカメラムックだったのだが・・・会社名変わったからしょうがないのかな?

せめて、大学の光学の先生か、レンズメーカーの技術者に監修してもらえばよかったのに。

2010年3月 1日 (月)

オートボーイMLレンズのマイクロフォーサーズ転用

AF機としてはコンパクト銀塩カメラとしてはもっとも明るいレンズを持っていたのがオートボーイMLで40ミリF1.9!

こいつは、分解するとレンズユニットが固まりで摘出でき、ビハインドシャッターであるため、扱いが非常に簡単なのだけど・・・・フランジバックが短くてどーにもならない困ったちゃんでありました。

Photo_2

が、ミラーレスのマイクロフォーサーズが登場し、この手のレンズの扱いが楽になりまして、こいつも転用してみました。

ヘリコイドジャンクにレンズをとりつけ、ボディキャップにとりつけました。

んで、マイクロフォーサーズに対してはバックフォーカスがまだ余裕があったので、+3のクローズアップレンズを一枚目にとりつけて・・・・38ミリF1.5のレンズに変身!

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ちょっとソフト気味になるけれど、F1.5の明るさを考えればOKOK!てか絞りが欲しかったなぁとも思ったり。外付けの絞り環でもつけようかとも考えております。

Photo_3 Photo_5

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