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2011年12月13日 (火)

コンパクトカメラ最初の手振れ補正機構

ニコンの700VRQDのジャンクを入手したので、解体してみましたならば、手振れ補正レンズの動力源は・・・普通のモーターでした。

Vrre

ごっついのぉ。
Vrunit

2011年12月 5日 (月)

スルーされた辛口投稿

月刊カメラマン2011年10月号の特集記事ではずさんな内容が多数ありました。

担当は、この雑誌で辛口批評でならしているライター氏。特に最近は「開発者出てこい」とかいう連載で調子にのっているような。

一方読者投稿コーナーはカツカツで月によっては投稿0だったりもするようで、「何でもいいから投稿くれーー」と。

なので、辛口投稿を出してさしあげたのだけど・・・案の定スルー。マスコミはいずこも自分に甘いようで。

以下投稿全文(10月9日、メールにて)

 

なんか本当に投稿少なくて厳しい状況みたいですね。ではお助けの意味を込めて10年ぶり位に投稿しちゃいましょうかね・・・

 

ただし、相当に辛口でっせ、題して

 

 

 

「執筆者、出てこい!」

 

 

 

10月号の特集、ミラーレスvs一眼レフの内容があまりにトホホだったので、しかも普段「開発者でてこい!」で

 

辛口で売っているライター氏の記事でしたので、厳しい意見をさせてもらいます。

 

 

 

まずは、比較のカメラのチョイスですが、一眼レフ各機とミラーレス各機の価格差が開きすぎかと。フルサイズの5DMKⅡはしょうがないとしても

 

(これはこれで3年前の機種で不利なのですが)、他はミラーレスと同レベルの数万円の価格帯で比較しないと意味ないかと。ミラーレス機では内部で

 

すでにばらついていて、オリンパスがトップのP3ならば、パナソニックはG3を、ソニーは7は無理でもせめてNEX-5N(β機になるからということ

 

でしょうけど、それでも3Cよりは良い結果にあるかと)にしないとバランスがとれないかと思われます。

 

 

 

そして本編、まずは解像度について。

 

狙いのところに「レンズ性能の要素などが大きく影響をする」と書いておきながら、レンズが色々。

 

ニコンとパナ、ソニーがレンズキットの標準レンズ。Qは選択肢ないから仕方ないとして。それ以外はそこそこ高級レンズ、キヤノンに至ってはLレンズって!

 

本体の描写について扱うの項目なのだから、フォーサーズ系は共通レンズが可能なのだからE-5、P-3、GF3は統一すべきだったかと。

 

そしてひまわりにピントあってるものと右上の木にピントあっているものの作例がごちゃまぜ。これも統一してもらわないと困ります。

 

蛇足ですが、GF3には14-45ミリレンズと書いてありますが、最近のパナの標準ズームは14-42ミリだったかと。

 

最初のページでモデルさんが手にしているGF3にも14-42がしっかり装着されております。

 

 

 

続いて、逆光の人物での測光性能

 

 

 

これは評価がなかなか難しいかと思われます。ニコンとペンタがモデルさんの肌を自然な色合いにしている、ということで高評価なのはわかりますが、

 

「人の顔」を写したにしては暗くなっているかと。それとその分背景が他機種よりも青みが強くなってしまっているような。

 

顔を明るく、という点ではパナソニックとペンタックスが頑張っているような気がします(その分空が真っ白ですが)。また、ベンチからの赤い光が顔に当たっている

 

ということは、それに忠実だったということだし、良いのか悪いのか?

 

ダイナミックレンジ補正を入れた上での逆光描写性能の比較の方が良かったのではないでしょうか?

 

 

 

発色性。

 

 

 

これはご本人もどーでもいいやという感じな様子ですが、AWBでもマニュアルWBでも撮影後のレタッチでも、どうにでもいぢれるパラメータですから。

 

手間暇を惜しまないのならば、AWBで様々な被写体を撮影して平均点の高い機種が偉い、とでもすべきなのでしょうが、雑誌記事ではやってられないでしょう。

 

 

 

F,連写性能、今回一番文句いいたいところです(笑)

 

 

 

まず条件で絞りF8(または5.6)、でも露出はプログラムAE・・・どっちやねん???(これ解像度のテストの条件も同じですね)、ライターのミスか編集のミスか?

 

 

 

最初からデジタル一眼レフが有利な上に、一眼レフ側はみんなそこそこの上級機種。この時点ですでに勝負あり。今回のデジタル一眼レフvs普及型デジタル一眼レフで

 

比較しても、差は狭まるものの、勝敗は変わらないでしょう。やはり同等のコストのカメラ同士での比較でないと。

 

また、これもレンズ性能が絡んでくる測定なのに、レンズに何を使ったのか書いてない。最近のカタログでは

 

「AF,○○秒達成(ただし△△レンズ使用時)」とあるわけですし。更に狙いのところで「レンズは標準ズームで100ミリ相当」と書いてありますが

 

更に、デジタル一眼陣営で100ミリ相当を含む「標準ズーム」は無かったかと記憶しております。Qに至っては100ミリ相当のAFレンズすら存在しないし。

 

ズームのテレ端の83ミリ相当を使ったと思われますが・・・背景の森の大きさをみるとQの作例は他のカメラよりも望遠になっているような絵なのも謎ですが。

 

位相差AFの場合は開放F値もAF速度に影響があるわけだし、レンズ名を書いてないのは大問題でしょう。

 

移動する被写体が走る人間というのもこれまた大問題で、果たして全部同じ速度、同じ揺れ方で走れているか・・・そんなわきゃ~ないbyタモサン、ですな。

 

撮影シーンはの項で「~~動体予測が働くが、多くのミラーレスカメラにはその機能はない(GF3を覗く)」なんて事も書いてありましたが、

 

G系ユーザーの自分としては、全く記憶になく???な感じでしたのでいろいろ調べてみました。カタログやスペック表にはそんな事は書いてないです。

 

説明書の連写の項をよ~く読むとG2とかでも「連写モード、AF-C、フォーカス優先オフにすると、なるべくフォーカス合わせて撮る様努力いたします」

 

みたいな控えめな記載があるのみ。でも特集の文面を読んでしまうと、GF3って動体予測があるくせにダボじゃん!という印象を与えてしまいますが、

 

パナソニックから怒られませんか???

 

実際、パナソニックの連写時のAFはダボダボで、「連写、AF-C、フォーカス優先オンではフォーカスが合うまで撮影しません」と書いてあるのですが、結構合焦しなくても

 

撮影してくれてしまいます。状況にもよりますが1~2枚はハズレ撮影して追いつくような感じで。ただ、それと今回の特集の最初しか合焦してないという結果とは違うので

 

再検討してほしいような気もします。

 

ではミラーレスに動体予測搭載機はないのか?というと、NEXC3にはちゃんとスペック表に「動体予測」と書いてあるので…実はこちらの方の結果の方が大問題なのですが、

 

これまた試してみると、自分が試した限りはP3と同じ結果。真面目にフォーカスが合うまではシャッターは切れない。なので「1カット目でピントが固定されるようだ」は

 

甚だ疑問であります。「連写、AF-S」で撮影してしまったとしか思えません。そしてそれが事実ならば、最高連写速度になるわけで、ピンボケでもE-5よりもはるかに枚数だけは

 

撮れていないとおかしいのに、あの結果。モデルさんはC3の時だけ加速装置でも使ったのでしょうか?

 

あとP3が「4枚しか撮れなかった」とありますが、その4枚目が太ももも見える位で全然近づいてないのも不思議。「アップ」まではもう一枚位なんとかなったのでは?それとも

 

近距離でのAFは迷ってしまって本当に撮れなかったか?

 

 

 

この実験に関してはきちんと条件をそろえて、まるまるやり直ししないと低評価をくらったメーカーから石をなげられても文句はいえますまい。

 

 

 

高感度性能

 

 

 

ISO1600相当だけの比較というのがまず疑問。1600、3200、6400の三種類はしてほしいところ。また、これはまじめにやってくと泥沼にはまるのですが、

 

本来は、シャープネスやらノイズリダクションの強度やら追い込んでいくと違う結果がでると思いますが、これはしょうがないですかね、高感度での画質の何を良しとしてダメとするか

 

はユーザーで違いもあるわけだし。

 

が、露出はどうでしょう?「絞りF8絞り優先AE」となっておりますが、各写真、明るさに結構ばらつきがあるような。カメラがその明るさ(シャッター速度)を選んだのだ

 

といえばその通りなのですが、例えばQGF3は明らかに違う作品になってますよね。Qのような写真を意図してGF3のような写真が撮れたら自分は露出補正して撮り直します。

 

逆もまた然り。で、高感度画質は露出が当然大きく影響してきますので、本来はここをそろえて比較すべきかと。AEでなくマニュアル露出、しかも数値を共通にするのではなく

 

実際の画像の明るさを合わせて比較しないとあまり意味はないように思います。

 

また、高感度画質は低輝度部の描写性能(諧調とディテールがどれだけ隠れ残っているか)が一番の問題かと思われますので、例えば撮影後にソフトでガンマ値を1.5に持ち上げて、

 

紙面では黒ベタになっている部分にどれだけの絵が描かれているか、こそが評価の分かれ目かと、これは人によって考え方はいろいろあるかと思いますが。

 

あと色の再現性も重要であると思いますが、作例では色が足りないように思います、白黒茶赤位しか画面にはありませんので。緑や青や黄色や難しい紫とかも無いと。

 

あと「レンズがベータ版だからかもしれないがQの解像が足りない」とありますが、画面中央でそれはないだろうとも思います。むしろ極小センサーでF8にしたことによる

 

回折の影響で甘い絵になっているような気がしますが、いかがでしょう?

 

 

 

ボケ量 

 

 

 

ライターさんも手を抜いてますが、この特集においては本気でどうでもいい項目ですね。やるとするならば、撮像素子違いで、同等のボケ量を得られるF値の違い、

 

その時のボケ味(ボケ部分の拡大)を比較すべきだったかと。あとは、QBCモードでのボケが他と比べてどうかをテストすべきだったかと。

 

 

 

総括

 

 

 

いきなり「低価格で小型軽量のミラーレス」、ここには登場していないNEX-7GH2はそれなりに高価なんですが・・・。P3だってペンタックスのK-5といい勝負な価格だし。

 

Qについては諸条件あって微妙ですが、WレンズキットがK-rWズームキットより高いですから低価格とは言えないでしょう。

 

 

 

そして「圧倒的なAF性能と望遠レンズとの相性が良い一眼レフ」

 

ミラーレス各社の宣伝を信じるなら単写においては最新鋭のミラーレス機の方が速いかと。また得意下手な被写体はそれぞれあるし、デジタル一眼レフでは不可能なタッチフォーカスや

 

顔認識等もあるわけで、動体予測性能だけでAFを語られても困ります。実際、Nikn1なんてのは両方のAFが可能だそうですし。これまた宣伝を信じるなら低輝度時には

 

コントラストAFの方が性能がいいということで。

 

望遠レンズとの相性が良いとは、どういうことでしょう?。そのようなテストもしてないし、総括ないに説明もないし。まさか「固定式のファインダーがあるから」ではないですよね?

 

GHGシリーズ、NEX-7は固定されたファインダーがあり、一眼レフと同様の構え方ができますし。またG1が登場したころは「暗い被写体や暗いレンズでもゲインアップすれば明るくみえる

 

素晴らしいぞー!」と騒がれ、実際その通りであるし、何を撮るかで長短は変わってくるかと思われます。

 

ミラーレス一眼のファインダー(液晶モニタ)については画像のタイムラグという大問題があるのですが、これはなぜか今回スルーされてしまったのも悲しいところです。

 

これは、光学ファインダー機以外すべてのデジタルカメラの問題なのですが、いまだにまだまだという感じで。動体予測AFとか不要な被写体でも、例えばステージ上のダンスとかでも

 

自分が撮りたいポーズを予測して早めにシャッター切るか、モニタ画面をみつつ、シャッターのタイミングは肉眼でおいかけて切るか、ですから。

 

また、個人的に前から気になっているのですが、ミラーレス一眼の場合はセンサーに常時通電しまくりなので、使い続けていると高温ノイズが問題になるのか、ならないのか?

 

例えば、5秒に一回撮影を15分位つづけて、最初と最後で画質に差があるのか?とか、比較してもらいたいところであります。

 

あと細かい話ですが、「ミラーレス一眼カメラ」と書かずに「ミラーレスカメラ」と書いてしまって、「APS-C,マイクロフォーサーズ、1/2.3型の三種類がある」と書かれていますが、

 

ライカのM9の立場は?M8も少し微妙なサイズだったかと。

 

まぁミラーレス一眼というのもいい加減なネーミングですけれど。ファインダーというかモニタの形式で「ミラーレス一眼」と言うのならば、ほとんどのコンパクトデジタルカメラは

 

ミラーレス一眼ということになってしまいますが。逆に、今でも高級コンデジに残る光学ファインダー付のカメラはファインダーで区別するならまた違うネーミングが必要に

 

なるのでしょうけど、そこはメーカーも誰も気にしてないような(苦笑)

 

 

 

細かいところはともかく、比較実験というのは前提を可能な限り揃えるのが大原則ですので、今後は十分に注意してほしいものです。メーカーの粗を探すのもいいですが自分の仕事にも

 

目を配っていただきたい。

 

 

 

以上

 

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