2017年7月 9日 (日)

SBM100 レンズのMFT転用 完結編

CAPAで連載さしてもうてる、ランクJというコーナーの17年7月号の続きというかなんというか・・・Sbm100

APSフィルムコンパクトのコニカの本気(OEMでない自社製品)のAPS第一弾であったスーパービッグミニは、APS単焦点機としてはそんなに小型ではなかったけどレンズは、ビッグミニの系譜でさすが!な画質だったので、期待してマイクロフォーサーズに移植したら、なんかおかしい。周辺画質がへもすぎ。何だ何だと検討してるうちに締め切りが近付いてようやく、レンズの一番後ろが撮像素子にかなり近く、撮像素子周辺部へはかなりきつい入射角になり、撮像素子前の平面ガラス(MFTだと素子そのもののカバーガラス、ローパスフィルター、ゴミ落としのソニックフィルター面)による非点収差らしいと気づき、ぎりぎりの時間の中で絞りを入れてなんとかごまかしたという顛末でありました。

それでも効果はあまり十分でなく、しかし、もっと絞ると暗くなるしと、これもベストの解決さくではなく、やはり凹レンズを一枚かましてレンズ系全体を撮像素子から遠ざけるのがベストかと。ゆるい(-fの長い)凹レンズを探すのが一苦労なんですが、まぁなんとかかんとか。

左からノーマル状態、絞りあり(CAPA掲載品)、リアにゆる凹で一応の完結品

Smb1003

撮影画像を並べてみますと

オリジナル

Photo_4
絞りあり

Photo_5
リアに凹

Photo_6

右下あたりを、オリジナル画像から切り出したものが以下

ワイヤーの、文字通りの二線ボケの程度の違いが、おわかりになるでしょうか?

オリジナル

Photo_7
絞りあり

Photo_8
リア凹

Photo_9


リア凹は今度は色収差がちょこっと顔だしてたりするのですが・・・

平行光中に平行なガラス板とか入れても光学収差的には何の問題もないのですが、収束発散光中に入れると凹レンズ的な各収差が発生。平行ガラス板が分厚い程、光に角度がつくほど収差が大きくなって。

いつかフルサイズ系のミラーレス(α7)を手に入れたらと、秘蔵していたオリンパスのμⅡ(35mmF2.8)のレンズユニットも相当撮像素子に近づくタイプで、今回もちょろっとお試ししたのですが、35mmフルサイズの銀塩フィルムに対応してても、マイクロフォーサーズ程度の小面積でもSBM100と同様な結果になりまして(周辺ぼけけ)、ひと工夫?ふた工夫ぐらい必要かも?

















2017年6月13日 (火)

OPTIO RZ18よ、お前もか!

前にCAPAでの連載で、撮像素子シフト式手ぶれ補正コンデジで、撮像素子の初期位置がずれてけられが生じる個体をいくつか、荒療治で治す技を紹介したことがありますが、久しぶりにひっぱりだしてきたペンタのOPTIO末期のハイズームのRZ18(ネーミングの通り18倍ズーム機)が、特に衝撃を加えたこともなく、劣化するほど使い倒した訳でもなく、めずらしくちゃんと新品を買った個体なのに、ぎりぎりな感じでケラレがでてやがるのを発見。荒技でも治らないし、何がどーしてこーなったか不明なカメラ。

Rz18

縦位置撮影で右側(通常の横構えだと画面下側になります)がけられてらっしゃる。

Keraregazo

しかも上の方は確実にけられまででてるけど、下側はけられはぎりぎり回避、画質が劣化ですんでいる。

右上拡大

Photo
右下拡大

Photo_2
つまり斜めにシフト=縦方向と横方向両方がシフトしてしまっている

これまた難しいずれ方でありまして、中で何が起きているのか気になる所ですが、今や貴重なペンタックス製コンデジ、「こーゆーものさ!」あきらめて使うしかないようです。







2017年5月24日 (水)

高温バッテリー

クールピクスのS60というスタイリッシュコンパクトとかいうジャンルこのコンデジを毎度ジャンクでゲットしました。

1/2.3インチ1000万画素CCD

インナーズーム5倍(33-165mm相当)

光学手ぶれ補正搭載

タッチパネル(電源とシャッター以外何でもタッチパネル、ズームまでもタッチパネル、GUIもこなれてなくて、この頃のニコンコンデジのタッチパネル系は結構使いにくい時代でした)

結構気合いの入ったコンデジでした。

さて家に帰り、電池をいれると・・・

Kouon
え???

充電したてという訳でも無いのに。幸い我が家にはもう一台S60があり(あるのを忘れて買ってしまったわけやね・・・500円だからいっか・笑)、そっちに電池を入れてみると、やはり同じ表示・・・サードパーティの電池だけれど今まで他の機種で使えてたから、今回おなくなりになったのか?試しに純正バッテリー(EN-EL-10)を入れると、問題なく動作・・・やはり電池がお亡くなりになったか?

でも、もしかしたら、とダメなはずの電池を他のコンデジに入れてみると、OKのものもあり。なんだこりゃ、相性の問題?

とりあえず、つかえた機種

S700、S200

S60と同様に「高温エラー」がでた機種

S570

・・・相性なんすね。

まぁ、注意書き山盛りだけど、メーカー名すらない怪しすぎる電池だからなのかも。ついでに別のメーカーのサードパーティチャイナ電池は「高温」エラーはどの機種もでず。

Nazobttry_2

リチウムイオンの世界も奥が深い・・・けど、電池の値段とか供給(もっと古い電池だと純正がどんjどん製造中止になりサードパーティか中古に頼らざるをえない)を考えると手をださないわけにはいかないし。

ついでに

話はキヤノンに飛びますが、こちらは純正電池(てか同梱品)を使っていたのにある日突然「これ純えて正バッテリーちゃうやろ!」とか言う雰囲気(正確なのは忘れました)メッセージがでてきて使用不能(「純正やで」とかいう感じの選択で)。ぐぐると、キヤノンさんのデジカメではよくあることらしい・・・って、本当に非純正品使っててkるなら文句言われても仕方ないけど、そっちが勘違いしやがって!!!

結局「すんません非純正っす」みたいな選択をし、「ほなら保証の適用外になりまっせ」という、「この野郎!がっでむ!」なメッセージがでて使用可能になりましたが。

リチウムイオンバッテリーがデリケートなのはわかりますけど、もう少しなんとかならないものでしょうかねぇ?

2017年5月 5日 (金)

ニコンミュージアム 試作機展示

もうじき100周年をむかえるニコン・・・日本光学。

ということで品川の本社にあるミュージアムも・・・入口には100th

の文字がおどってる。

100years
幻の試作機が、魚の天日干しのように・・・

Tenopibosi


さて、記念日の7月25日は、何をしかけるのか?

個人的にはオール金色の「百式」デジ一を発売してほしい気がする。

セットレンズは本体よりでかいメガバズーカランチャーな大口径望遠レンズで・・・・・・・・・・

2017年4月21日 (金)

一部液晶死亡でもインフォメーションにかからなければOK

ということで、カメラの情報(ISOとか画素数とか露出モードとか・・・)がマスキングされない箇所の液晶死亡ジャンクコンデジは、そこそこ使えますよというお話。

機種は富士のファインピクスZ80という、微妙なコンセプトのカメラ。

パッと見は普通。

Photo
問題の液晶はこんな感じで。ブラックアウトがもう少し上だと一番厄介なストロボモードにかかっていた所・・・

Z80

さて、このカメラ、かなり癖が強くて、まず操作系。押すと白抜き部分がLED発光して、きれーなのかもしれないけど、実用的には要らん。

デザイン優先な十字キーは当然押しにくくて操作性悪!

そして謎の「地球+矢印」なボタン、フェースブックやユーチューブに簡単にアップロードできるらしいのだが・・・WIFI内蔵でもないのに???Photo_4

メニューでもそんなこんなできて、こんな感じ。で、アップロードしたいコマ、動画を指定しておくと、後でネットにつながってるパソコンとこのカメラを接続すると、するっとネットにアップしてくれる、のが素敵な機能・・・なのだそうで・・・

Photo_5さらに、フォトブック機能とやらも充実していて、フォトブック、フジのお店で簡単にフォトブック注文できるための、フジの商売のための便利機能・・・

Photo_6
余計な機能満載のわりには、5倍ズームだけれども36mm相当からの5倍と、やや汎用性にかけ、2010年発売機種のくせに手ぶれ補正もそなえておらず、余計な機能より先に基本をもっとしっかりせいよ!といいたくもなる。

撮像素子は1/2.3インチ1400万画素で当時としては普通で、おかげできちんと撮れば画質はよろしい。

どーもフジのコンデジは自慢の独自撮像素子(ハニカムなんちゃららとかEXR配列とか)を使用してない機種の方が素直な綺麗な画が撮れるような気がするのですが???

Photo_7

ま、液晶アウトジャンクは、外観である程度わかるので、黒点の位置によっては手を出す価値があるかも???そこだけがNGとは限らないので責任はもちません。

















2017年3月28日 (火)

プラ対物レンズ双眼鏡の改造

低倍率で安い双眼鏡がほしくて買ったものの、レンズが全部樹脂製でいまいち・・・いまさん位に見えが悪い。

家の中を捜して、使えそうなガラス色消しレンズを発見したのでそれに交換してみました。

こちらは、オリジナルの樹脂対物レンズを片側だけ摘出した状態

Suyyyy

で、そちらだけをガラスレンズに取り換えた状態。

Prslens
コンデジをコリメート法でとりつけて比較。

まずはオリジナル状態。低倍率(4倍だったかな?)でこの色収差って・・・ガクブル 樹脂レンズだからとか、そーゆーレベルを越えているダメさ。

Orignnn
改造後

あ、まともだ!

小径なんだから、硝材コスト的にも、重量的にも、最初からガラスで問題ないと思うのだけれど?当たり外れのはばひろーいケンコーさんだからしゃーないのか???

Glasslens








2016年10月18日 (火)

撮像素子ゴミは突然に

ソニーのさいばばしょっとのDSC-WX10(電源スイッチNG)とゆージャンクを500円位で手に入れた。

Nopeera

七倍ズームの割には明るいレンズ、というのが売り文句だったが、1/2.3インチ撮像素子用レンズの広角側F2.4というのはは発売当時としても微妙かと。今では1/1.6系の5倍ズームでもF1.8とか普通にあるし。Ruiaka
まぁそれはいいや。


この手のプッシュスイッチ系NGはスイッチそのものよりもボタンから延びる基板上のスイッチを押す軸の不良である事が多く、こやつもその通り。べったいの部品をねつ造して無事復活。Photo


しかし、あらたな試練が。

Photo
このエラーコードがでまくるけど、動作に問題ないようなのでスルー。
ぐぐると、当時のサイバーショットのいくつかの機種で現れたエラーらしく

なんか「電池を一度ぬいて、コンコンと電池蓋を3回くらいたたくと直る」という昭和のテレビみたいな凄い解決法がネットにのっていて、実際それで何回かは治ったがいつの間にか常駐し、もう面倒なのでスルー。

これに絡むらしいが、電源系のエラーメッセージもちょいちょい出るようになり、起動もえらい時間がかかったり。

Photo_2
これは大問題なのだけど・・・そのうちに突然、撮像素子がごみだらけになり、もうこのカメラいいや、という事になり、ジ・エンド。

Photo_3
裏面入射CMOSで、高感度、高速連写がウリのはずなのに、連写モードにするとISO設定が最高で800までに抑えられたり、数枚で連写が止まり、画像処理にも時間がかかるという、面倒くさい機種で、実用性ではカシオのハイスピードエクシリムやキヤノンのHS系に大きく溝をあけられていた。

コンデジ博物史に微妙に輝くカメラ、かなぁ???


2016年8月 6日 (土)

栄光の、カメラのにっしん「用品館」が!!!!

名称的には「用品館」

左脳的には「ナイスジャンクの宝庫」

主な利益を得る業務的には「金属カメラの修理」

という謎のお店が、特に最近は修理業が大にぎわいで安泰と思われていたこの店が・・・・

しばらく犬とひきこもり気味にして行かないでいたら、閉店してしまっていた!

しかも6月15日閉店だったなんて!!!

Gerororo
また、ナイスなカメラ店が、秋葉原の良き店舗が、時代の流れに押しつぶされたか・・・・

でも張り紙をよく読むと「再開発のために当ビル取り壊しに伴い・・・」

最近多いやね、東京全体的に。

アキバの裏通りのジャンク店消失は大概そのあとに、二次元オタな店とか、コンビニとか、普通の飯屋チェーン店とか、まさに観光商売店舗に変身なのだけど、表通りの方も閉店とかが多く、こちらはにっしんと同じくビルごと消滅的な。3.11後の耐震再検査でNGが出たとか、そーゆー流れなのだろうな。元石丸の本店も、ヤマギワリビナもがっつり、とりあえず建物取り壊ししてしまったし。その後の動きがないのがアレだけれど。

スクラップ&ビルドは世の必然だけれど、最近の街づくりはなんかなぁ・・・幕張メッセ開発あたりから、人の気配がしない街づくりが多いから、秋葉原もどうなることか・・・

2016年7月13日 (水)

ズーム時に手助けの必要なコンデジ

懐かしのキャプリオブランド、7.1倍ズーム、700万画素機のR5を500円で手に入れまして、家で試してみたら特に問題ない雰囲気でラッキー!と思っておりました。Photo次に外で、フィールドテスト。ズームアップすると・・・・なんか途中でリセットというかレンズが広角短にもどる、胡散臭い現象発生。家ではテレ側にはほとんどしなかったから発見できなかった。

どうも、4倍あたりで、メカ的にひっかかるところがあるらしくて、そこを超えようとすると、安全装置が働いてワイド側に戻る、らしい。

おもしろかったのは、戻る時に内部のシフトレンズの動きがわかることで。

下の2枚の写真な雰囲気
2
Photo_3
で、広角端にもどってフリーズ復活撮影可能に。

Photo_2

動きからするとどーも歯車の欠けとかがストップ位置になるようで、あらかじめレンズ鏡筒をもって、電動ズーミングにあわせて鏡筒をまわして峠を乗り越えると、テレ端まで問題なくつかえたりする。

やっかいなカメラですが、まぁ、リコーの一時代(撮像素子のキャリアオーバーで何世代続いたことか)を築いた機種ですので、とりあえず殿堂入りはさせておこうかと思う今日この頃。

あと写りでも不思議なことがたまにおきて、

ド中心が一部ぼやけるというかぶれるというか。

Bokeari

これの中心を拡大すると

Nazoboke
画像処理の問題????

すごいピンポイントでCCDに透明なゴミでもついた???

同じ時に撮影した写真で大丈夫なものもある

Bokenasi

ああ、奥が深いリコーの世界








2016年7月 6日 (水)

膨らむ純正バッテリー

たぶん、京セラ最後のコンデジだったと思う、コンタックスU4R。3倍ズーム水ベルボディ、1/2.7inch400万画素CCD、T*コーティング。

Photo_3

SLシリーズをごつくして、特にバッテリー持ちを改善したモデルであった・・・はずだった。

久しぶりに使おうかと思い、バッテリーを取り出して充電しようと思ったら、きつきつで取り出せやしない。カッターやらマイナスドライバーで無理やり引きずりだしたら、まぁパンパンに膨れてらして、いかにもリチウムイオン電池で充電失敗した時の・・・危険な状態。

Photo


Photo_2

こういうトラブルがあるから、リチウム電池機器ではよく「純正バッテリーを」「純正チャージャーを」と注意書きがうるさいのだけれど。

こいつはまぎれもなく純正電池だし、クレドールを介しての本体充電=純正充電方式であり、内部で気化されるいわれはない!

てかKoresikaneこんなクレドール専用端子しかなく(本体にはUSBすらない)、マルチチャージャーが普及する以前に買ったこのカメラ、電池は入れっぱなしで使っていたのでバッテリー劣化に気付かずにいたわけで、そーゆー使い方の人は多いはずで、もっと使用頻度が多ければ本当に破裂していた可能性もあるわけで・・・参った参った。

それで調べたらSL300系のバッテリーも1ケ膨れてるの発見(両方とも純正ではあるけど、中国製)。

もともとのバッテリー容量不足、バッテリーと本体の接触不良などで初期から京セラのコンデジはトラブル多かったけど、最後の最後ですごい事になっていたと、最近知ったのでありました・・・互換バッテリーを買うか?小細工かますか?使用放棄するか???




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