2006年10月26日 (木)

FL200ミリF3.5のニコンへの移植

FLレンズは絞りリングが鏡筒中間あたりにあるので、マウントを除去しても絞り機構が生きていたりする。でBFに余裕がある場合は移植が簡単になる。今回のレンズはFL200ミリF3.5、ジャンク扱いで1050円の激安品。全群繰り出し式で、後部鏡筒を除去、紙の筒でヘリコイドを作りFマウントレンズにさくっと変身。こいつは焦点距離も長いし、無理な小型化もしてないので、素直な性能を発揮してくれる。逆光時のホンワカさはなかなかの味わい。

Photo_115 フロントビュー

Photo_116 トップビュー

Photo_117 作例 ちゃんこ屋さんの看板力士?

Photo_118 作例 夕刻の商店街を幻想的にしてくれる味わい

2006年10月 4日 (水)

autotokina

tokinaのユニバーサルマウントであるTXマウントの前に、絞り連動機構はTXと同様ながらマウント固定はネジ式という形式があったらしい。とりあえず自分が発掘できているのはここで取り上げる55-135F3.5レンズしかない。で、こやつ、2000円のジャンクでマウントは無し状態でした。で、アダプターマウントを発掘作業をずっと続けていたもののいい加減見つからないので、Fマウントを接着することにした。幸い絞りはマウント基部と分離しているのでとりあえずマウントを取り付ければマニュアル動作に支障はない。フランジバックを合わすのに今回は、Fマウント雄と厚さ1センチのバルサ板をまず接着し、それを地味に無限遠でるまでヤスリ掛けするという職人的工作。で、無事無限遠はしっかり出てくれたのだが、接着の時に横方向がちょいずれてしまった(微妙にシフトレンズ状態)。が、昔のやや望遠系のレンズなだけあって実写では問題はでていない。どっちかというと解放時のややフレアっぽい方が問題だが、これも味と割り切ればまた楽しからず也。

Photo_102 55~135ミリ、実はデジイチの時代になって、ポートレート撮影には結構重宝する焦点域だったりする。大きさの割にはF3.5と明るめだし。

Photo_103 改造部 よーくみればレンズ鏡筒とマウントが微妙にずれているのがばれてしまふのふふふ

Photo_104 作例 微妙に白んでます

Photo_105 作例 最短1.5mなので、マクロもそこそこ

Photo_106作例 こういうガチャガチャした絵もちゃんと写ってくれるので合格点を

あげたい

2006年9月18日 (月)

ポルスト根本から改造

おろしやのパクリレンズ250ミリF4.5、M42マウント。そこそこの明るさながら細身でおしゃれなレンズである。これをFマウントに改造するために、鏡筒ごと改造。特に目新しいポイントはなし、強いてあげれば金属鏡筒を用いて隙間を埋めるために紙をつかった事程度か。

全群くりだし式の為近距離(2mでもつらい)の時に鏡筒グラグラでつらいが、それ以外はそこそこ、描写はちょと甘いけど、まぁおろしあのレンズだし・・・

Porst ポルスト君、勿論ツァイスのパチモン

ジャンクで3000円位だったか?

Photo_93 作例 路上アーチストSANA、ボケ味はいい雰囲気

Photo_94 作例 風景だとかなり白むので向いてないかも

Photo_95 作例 アヤノン 近接2m位だと・・・あまーい描写に

2006年9月 5日 (火)

プチデジカメにプチワイコン

サイバーショットL1という微妙なコンデジがあって、性能、サイズともIXYーL3と拮抗するものを持ちながら今一不人気で某ビックでは写真サイズプリンタとセットで19800円ー10%ポイント、で売られていたりする不遇のカメラである。コンパクトさが売りではあるが、しっかり3倍ズームで、しかも広角側が32ミリ相当というマニア心をくすぐる製品なのだが、なぜだか不人気。このレンズ復活させて薄型でない小型のコンデジ作ってくれないかなぁ・・・

これを、今回は更に広角に輪をかけようとワイコンを製作。

小径(L1のレンズが元々小径なのでかなり小さくできる)のメニスカス凹と平凸を組み合わせて、目測でアフォーカルにして、殆ど接触する間隔で固定して光学系完成。これに紙の筒をつけて、カメラのレンズ鏡筒にかぶるようにして、完成!

適当に作った割には画質の荒れも少なく、×0.85で約27ミリを実現、携帯性もよくL1とは良いコンビネーション。

Photo_86 ワイコン装着状態、全体のサイズに殆ど影響を及ぼさず

Photo_89 横から見るとこんな感じ

Photo_87 作例 ワイコン無しの広角端

Photo_88 作例 ワイコン装着にて

2006年8月31日 (木)

プロジェクター用レンズ

仕様(収差等)の基準が違うであろうが、とにかくF2.8のズームレンズ、である。スライドプロジェクター用、フジノン75-125ミリF2.8。が、ジャンクで3000円程度で売られていたので、こりゃ買わずにおれんわい、と、鏡筒つけて、マウントつけて、35ミリカメラ用に。
それだけでは面白くなかったので、バックフォーカスに余裕があったので+1のクローズアップレンズを最前に取り付けて、焦点距離やや短めで口径は同じ→F2.8より明るいズームレンズに仕立て上げました。
描写は、一寸迷光が多いのか全体白っぽい感じになりますがまずまずのソフトな雰囲気。ボケ味はちょっとツラい感じもしますがまぁ値段が値段だから許しちゃおう、そんなレンズ。

Photo_82 正面から

Photo_83 鏡筒つけてマウントつけて、クローズアップレンズつけて完成

クローズアップレンズは当然着脱可

Photo_84

作例 アキドル、バニラばふぇさん

Photo_85 作例 アキドルの勝ち組、アキ&エリッサ

2006年8月 9日 (水)

Fマウントマルチーズ

DSC-SX150という懐かしの動画デジカメの改造版。一連のFマウントコンデジ改造の元祖である。1/2インチ150万画素、15コマ連写の爆速モデル、これにキヤノン製の10倍手ブレ補正レンズをつけるとオリンパスの銘機E-100RSになると言われている。これをFマウントにしたのだから手ブレはともかく望遠としてはE-100をも凌ぐカメラにしあがっていたりして。

改造は毎度の如くレンズをもぎ取って、ボディにレンズリアキャップを無限遠出るように調整して、接着するだけのシンプル加工。

画素数は少ないものの15コマ連写はやはり魅力である。

Sx150 レンズはシグマの28F2.8~105F4、これまた銘レンズなり

Boku 作例 マルチーズでマルチーズを撮影

Photo_76 作例 三洋のプログレCCD系共通の暗部がベタになる欠点がここでも吐露。しかし最新の高感度化(低ノイズ化)技術でこのCCDを使うとどんな絵になるのだろうか?興味深い所。

2006年7月29日 (土)

魚眼君(FIT製)

自分で製作、改造したわけではないが、なかなかの優れものレンズなのでご紹介。いわゆる魚眼アダプターでまぁ基本はドアスコープと大差なし。ただし、8000円前後とちょと高価であり、話を聞くと光学ガラスを使用し、コーティングも施してある本格派。

しかも三脚ネジ穴を利用してベースがとりつけられそれに磁力でとりつくという至れり尽くせり。市場ではなかなか見かけない逸品(筆者はレンズ設計フェアとかいう産業展示会にて購入)ではあるが、お試しを勧めたいブツである。

Fit オプティオW10にとりつけた状態

ところでこれに限らず、屈曲光学系、レンズが伸縮しない光学系にこそ

コンバージョンレンズは最適であるはずと思うのだが公式に適応機種がないのはなぜだろう?

Photo_61 作例 周辺がさすがにゆるいがまぁ許容範囲ほぼ180度を写しているので手とかの写り込みには要注意

Photo_62 作例 接写系はなかなかいい描写。狭い居酒屋とかで宴会の時のスナップに使うとウケるかも。

2006年7月23日 (日)

4ミリワイドデジカメ・・・けられ付

毎度おなじみのメカシャッターレスコンパクトデジタルカメラの改造。今回は昔C、CSマウント規格について無知だった頃に買って持て余していた、焦点距離4ミリF1.2、1/3インチCCD対応、CSマウントレンズを取り付けてみました。

母体はAVOXとかいうブランドの台湾ものCMOS300万画素薄型デジカメ、最近はB旧品ながら新品があきばおーで4千円程度で買えたりする。薄型ゆえ撮像素子の位置がボディ前面に近く、改造には適している。またデジタルズームもし易く、ピントあわせにも有利。

で、解像度なんてのは十分だし、明るいレンズなのでCMOSデジカメのスキャン速度おそい歪みなんてのもでにくい。が、1/3インチ対応レンズなのはいかんともし難く、四隅がけられてしまっている。が、なんとか実用範囲か、いやならトリミングすればいいのだし、それよりもカメラの味と考えた方が楽しいような気がする。

Cs バックフォーカス調整はバルサ板厚で行った。うまいぐあいにバルサにネジ溝が切れたのでレンズ交換可能、ただし重いレンズをつけるとバルサが崩れるであろう・・・

Avox 作例 モニタ観察時には四隅が蹴られていたのだが実際は少し左にレンズがずれたような結果に。視野率100%でない液晶モニタの悲しさ

Photo_56 作例 液晶モニタを撮影した画像の中心部を切り取り、ノートリミング。

パソコン上で1:1で観察しても大きな破綻はみられない。

F1.2で300万画素対応のレンズって・・・

2006年7月20日 (木)

フジノンレンズをフォーサーズに

微妙に闇に隠れているが世界初のストロボ付き一眼レフはフジのSTFというカメラであります。ただしレンズ交換不可、独特なビハインドレンズシャッター、メチャ写りのいい40ミリF2.8レンズ。これのジャンクからレンズを取り出して一眼レフ交換レンズに・・・と企んだのですが、バックフォーカスが短くてミラーにぶつかり一度は挫折、ならば凹レンズを一枚加えてみたものの、写りが不満で二度目の挫折、ならばとバックフォーカスが短くても大丈夫なE-300用=フォーサーズ用にして三度目の正直!

ということで工作は至って簡単で、ニコンのボディキャップ(フォーサーズ用が売ってないので・・・サービスセンター行けばあるのだろうか?)、とコンパクトカメラのズーム鏡筒であとは無限遠を出してくっつけて完成!

ズームレンズのヘリコイドな為繰り出し量が多く最短WDが10センチ位のスーパーマクロになりました。

全体的な描写も良好、この考え方を応用していけば普通の一眼レフには使えない名玉のあれやこれもフォーサーズ用レンズとして復活できるかも・・・とあれこれ妄想してみたり。

Photo_51 ちゃんとレンズの銘も移植してあります

Photo_52 横からレンズを見る(上がカメラ方向)

この内部へのはみ出しが一眼レフレンズには大敵

Photo_53 作例

Photo_54

作例

Photo_55 あたたたたたた・・・・

2006年7月14日 (金)

HiFレンズ

昔買ったタムロンの24-70ミリという広角よりのズームの黎明期のレンズの写りがいまいち気に入らなかったので、つい改造、絞り機構を取り去り、ピンホールな固定絞りを替わりに置いてF値32-45という暗いレンズに。これで何が面白いかというと超パンフォーカスとなることでめちゃめちゃマクロ撮影しても背景もよく写る、みたいな、ストロボ使ってもマクロ撮影でもピントとか気にする必要がない(gokoのマクロマックスの原理ですな)。

実際レンズ手前から遠景までぴしっとした(全体的には回折でちょとまったりめではなるが)ピントの画が得られる。

Photo_46 見た目は全然普通

Photo_47 レンズ中央の小さい穴が固定絞り、穴は執念で小さく丸くバリないようにあける。そして執念でレンズ中央に貼る

Photo_48 作例 ワーキングディスタンス0での撮影

手前から道路の向こうまでちゃんと写ってる

Photo_49 作例 割と普通目の撮影

でもとにかく手前から背景まできちんと写ってる

Photo_50 作例 これまた0マクロ気味に

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